★ 潮騒は走るタイヤの後を追う
観察力いいと思います。
★ ちゃんばらに明け暮れている夕陽雲
しみじみとしたペーソスが感じられます。
★ 影踏んだ浜辺の姉は嫁にゆく
これも秀逸。
★ トンネルを潜る笑顔に砂が降る
本格川柳の三本柱。ユーモアがある。
★ 海と空隙間を抜けるぼくの海(改)
「焦げる」でもいいがいまのふねはそういう実感はないので。
まあ、そんなところですね。瞬間的に評価したので意に沿わなかったら
行ってください。そこに深まりが生じてくるものです。
★一適の雨に恋する七変化
★紫陽花は睫毛を濡らし雨に酔う
みやちゃん、この2句は「艶」が出てきたね。
鋭すぎるみやちゃんの川柳、それだけに、幅がなかったが
それが肉付けされたみたい。
たくさん作るときはもう去ったみたい。
これから推敲しながら作る、それが大切だと思うよ。